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カメラを始めてみて良かった10のこと

カメラ・レンズ
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2016-06-13 17ss

カメラを始めて数年経過しました。2016年6月現在で、カメラを始めてみて良かったことを自分なりに思いついた10のこととして綴ってみます。

1.機械音痴ぶりが多少マシになった

私は、もともと機械関連で知識や認識が甘い部分がありました。現在に至っても、克服しきれていない部分があることはあります。しかし、カメラを始めてから、マニュアル撮影の楽しさを知り、カメラの機能に触れたり、PCでの画像加工ソフト、スマホでの画像加工アプリ、SNSに触れる機会が増え、少しずつではありますが知識だとかが増えました。

2.SNSを通じて撮影したものをアップして誰かに見てもらう機会が増えた

SNSの普及に伴い、撮影した画像をスマホやPCを通じてアップロードして誰かに見てもらえる機会が増えました。私自身が誰かの作品を拝見する機会も増え、インスピレーションを得たり、コミュニケーションを取ったり、学べる機会が増えたとも言えます。SNSだとかがこんなにも普及するまでは、スマホで撮影したものを友人や家族に見せるだけで終わったり、自分だけが見ることで楽しんでいました。使い捨てカメラだとかで撮影したものを現像に出して、アルバムに入れてたまに開いて見るだけで終わっていた頃とは、見たり見られたりする世界の幅がグンと広がりました。

3.出かける楽しみが増えた

これまでの休日は、どこかへ出かけること、買い物をすること、話題のスポットへ出かけることが楽しみでした。カメラを手にするまでは、ショッピングやテーマパークだとかが中心でした。カメラを手にしてからは、どこへ行くにも大抵カメラをバッグへ忍ばせています。空、公園、野良猫、お寺、縁日、なんでも撮りたくなる衝動に駆られます。いつでもカメラで撮影しすぎて、おいしい瞬間、楽しい瞬間を逃してしまうのは勿体無いので、最近は、ここぞというときだけ撮影するように心がけています。

4.アートやイベントにも興味が湧いてきた

もともと美術館や博物館へ行くことが好きでした。カメラを始めたら、憧れるフォトグラファーが増えて、写真展やアートイベントへ足を運ぶことも楽しみの1つになりました。自分が撮影することばかりに集中せず、誰かが魂込めて作り上げたものを見ることで学ぶことや考えることも楽しくなってきています。有名な画家や芸術家の本物を自分の目で見ることで見ることは、素晴らしい体験になることもわかってきました。

5.カメラ雑誌や専門書を読んだり、勉強するようになった

カメラを始めたことで憧れるフォトグラファーもできたりして、どうしたらああいう風にできるのだろうという気持ちも芽生えます。そうすると、カメラの取り扱い説明書では足らないことが発生しますよね。そうしたことを解決するには、カメラの入門書だとか、撮影のコツだとか、カメラ雑誌を読むようになりました。コツだとか本に記述されていることは、自分のカメラでも実践したりして撮影しました。全て完璧にマスターしたわけではありませんし、せっかく好きになったカメラを嫌いにはなりたくないので、これからも気ままに実践しながら学んでいきたいです。

6.自分の得意不得意を受け入れられるようになった

自分の得意不得意を受け入れられるようになった、と言うと少し大袈裟かもしれません。カメラを始めるまでは、自分のやっていることに疑問が生じることや受け入れたくないものもありました。最近になって、気づくことがあったのですが、カメラを通じて少しだけ私の人間性がマイルドになった気がします。

というのも、こうあるべきみたいなことばかり自分自身にも他者にも押し付けていた節があることを自覚しました。しかし、カメラを通じて、こうあるべきが崩れました。どうあがいても理想の写真がいつ何時でも撮影できる保障はなく、むしろ、偶然自分にとって撮影してみたかった瞬間が撮影できることもあります。そうしたことの繰り返しで、自分の中にあった余計な部分を見直すきっかけにもなったと思います。

7.好奇心の幅が広がった

いろんなことに言えることかもしれませんが、ざっくりと表現すると好奇心の幅が広がりました。写真を通じて、いろんな職業の方と出会うことが増えたこともきっかけかもしれません。カメラを始めてから、情報に対するアンテナが強化されたように思います。以前なら、やや苦手に感じていた分野のことまで知りたくなる欲求すら出てきました。

8.写真の構図やキャプションを自分らしくしてみたくなった

カメラを始めてみて、これまで受動的に見てきたカレンダーや企業広告、商品PRの写真にも、意味があったことを本当の意味でわかってきたことがわかりやすい喩えでしょうか。いろんな見せ方があるのはわかっていたつもりでも、撮る側になってみると明るさや構図が違うだけで違った印象になることが顕著であることに衝撃を受けたことをいまだに覚えています。

最初は見よう見真似でやっていたことを慣れてきた頃から、自分らしくやってみたくなりました。未だに模索中です。どんなことでもそうですが、満場一致の正解なんてないから、難しい。だけど、思い描いていたイメージにグッと近づいた写真が撮れると暑さ寒さも我慢できるものだと思うこの頃です。

9.いろんなレンズを楽しんでみたくなった

今まで純正レンズをずっと使ってきたけれど、昨年ミラーレス一眼カメラを手にしてからオールドレンズの存在を知り、使ってみたくなったのです。インターネットでいろんな情報を模索してみた結果、SMC スーパータクマー F1.4 50mmをネットオークションで手に入れました。アダプターを取り付け、スーパータクマーを装着したときは、なんとも言えない高揚感に包まれました。オールドレンズにすると、カメラの操作はマニュアル撮影のみしかできません。最初は不便にも感じましたが、ボケ具合だとかが気に入っています。

10.思い出をより良く残したくなった

せっかくカメラを持っているなら、自分の思い出、家族の思い出、友人の思い出、とにかく自分が関わったことを思い出に残す写真を自分らしく残したいと思うようになりました。イメージ通りにいかないこともあるけれど、撮影した写真を見返したときに思い出がわっと蘇るようなものを撮影したいです。

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すぐ思いつくだろうとやってみたものの、なかなか思い浮かばないものでした。内容が似通ったところもありますが、思い浮かんできたカメラを始めてみて良かった10のことを綴ることで、また見えてくるものがありました。たまにこういうことをやると楽しめますね。