はじめに…

光浦靖子さんの言葉には、クセになるものがあり、「お前より私のほうが繊細だぞ!」光浦靖子著を読みました。

読書感想

、「お前より私のほうが繊細だぞ!」は、前作の「傷なめクラブ」に続く、雑誌連載をまとめた内容で、読者からのお悩みを光浦靖子さんが回答する、というものです。引き続き、光浦靖子さんの元には男女様々な悩みが届いており、光浦靖子さんの言葉が痛快でした。

ところどころで、相談者の悩みに答えつつも、光浦さん自身の悩みや本音のようなものが綴られているところも読みどころです。

「繊細」とは、都合の良い言葉です。感性が豊かで、細やかで、傷つきやすくて、だからこんなに自分はお前とは違って悩んでいるんだぞ、と肯定できますから。(「お前より私のほうが繊細だぞ!」本文より抜粋)

 

いい歳こいて、人を好きになる感情すら人の意見を気にするって、そっちのほうがよっぽど恥ですよ。自分の恋心くらい自分で守れ、ばかものよ。(「お前より私のほうが繊細だぞ!」本文より抜粋)

「お前より私のほうが繊細だぞ!」本文から、相談者への回答での光浦靖子さんの言葉を抜粋させていただきました。一見、とてもきつい言葉に見えるけれど、よく考えてみれば、光浦さんなりの愛ある言葉だと思うところが、このほかにも随所に見られました。

最後に…

、「お前より私のほうが繊細だぞ!」は、時折、自虐的なことも描かれているのは、芸人だから、なのか酸いも甘いも見てきた大人の女性だからなのかは判断しかねますが、ユーモアも含まれていることからも楽しく読める1冊でした。