はじめに…

以前読んだ「壇蜜日記」や「壇蜜日記2」のきっかけにもなったものをまとめた1冊である、「壇蜜日記0」壇蜜著を読みました。

読書感想

「壇蜜日記0」には、グラビアも掲載されていている読みもの、というのが新鮮でした。

阿川佐和子さんや桜木紫乃さんとの対談も楽しく読めました。壇蜜として、1人の大人の女性としての日記だけを読むのではなく、対談が掲載されていることで、”壇蜜”という存在を改めて認識するような感じがしました。

電子マネーは便利そうだが昭和五十五年生まれはまだお金を握りしめて買い物がしたい。ぴかぴかの百円玉をもらうといまだに嬉しいから。(「壇蜜日記0」本文より抜粋)

下っ端ができない人は、上の仕事も絶対にできない。(「壇蜜日記0」本文より抜粋)

嫌われたくないという正直な気持ちと、嫌われないと成立しないという気持ちをすり合わせるのはとっても大変です。だからこそ、二つがすり合ったときに「やっぱり好きだ」といってくれる人が、心から尊く思えるんです。(「壇蜜日記0」本文より抜粋)

芸能人だから、だとかではなく一人の女性としての存在がにじみ出てくるような文体が心地よくすらすらと読んでいました。電子マネーのことに触れている箇所での表現も、電子マネーの味気なさやお金のやりとりの実感のなさだとかを良い具合にコレだ!と思わずにいられないものに出会った感覚がありました。

最後に…

「壇蜜日記0」には、日常の当たり障りの無いことを記述されていても、その中に壇蜜さんらしい言葉がどこかにあることでニヤリとしてしまう自分がいました。それとわかるものを敢えてふんわりとした表現にする手法は、壇蜜さんらしいユーモアとして楽しめました。