はじめに…

なんとなく読んでみたいな、と思ったので「半同棲日記:29歳」はあちゅう著を読みました。

読書感想

半同棲日記、というタイトルからも察しがつく通り、はあちゅうさんの自宅とはあちゅうさんの彼氏の家でのことをベースに綴られていました。

自宅ではあちゅうさんがお母様の作られた料理について書かれていたり、妹さんのことにも少し触れていたりと家族のこと、はあちゅうさん自身のことが書かれています。

恋人の家でのことは、恋人と過ごす時間や行動だとかを惚気けているようで、そうでもないようななんとも自然な雰囲気の描写が素敵でした。恋人の良いところ、悪いところをちゃんと受け止めて必要な存在であること、一緒にいることを心底楽しんでいることや喧嘩のことまで恥ずかしがることや隠すことなく綴っているところに、はあちゅうさんの正直さを感じました。

常に「誰かがこうしてくれれば」ではなく「自分はこうする」を行動基準にしていれば、全ての悩みは軽くなる。(「半同棲日記:29歳」本文より抜粋)

一人で食べたご飯ってあんまり記憶に残ってなくて、やっぱり誰かと食べた味のほうが、心に残っているんだな(「半同棲日記:29歳」本文より抜粋)

 

人と関わると面倒も増えるけれどやっぱり、関わる人がいるほうが関わる人がいないよりずっと楽しいし、さみしくない。(「半同棲日記:29歳」本文より抜粋)

この「半同棲日記:29歳」では、恋愛のこと、家族のこと、自分自身が進んでいこうとしている道のこと、そして興味をそそれてしまう美味しそうな食べ物の話が描かれていてページを捲るのが楽しくて仕方ありませんでした。

はあちゅうさんが、一人で食べたご飯と誰かと食べた味のことを記述されているところには、共感しました。誰かと一緒に食事を摂ることで味や会話、いろんな思い出を共有することで、記憶がより濃厚になるのかな、なんて思いました。

最後に…

はあちゅうさんの本には、読む度に素敵な言葉に出会うことと同様に少なからず美味しそうな食べ物が登場していて、それを楽しみにしているこの頃です。