読書の時間がもたらすもの、それが私にとってどんなものかをふと考えてみたくなりました。

物心つく頃には、絵本を読むことが大好きな子供だった私は、歳月を経て大人になった今でも、変わらず読書が好きです。誰かと過ごす時間も好きだし、カメラも読書と同じくらい好きなものだから出かけることも好き。

それでも、手持ち無沙汰なとき、なにをしようって考えると読みたい本を読む時間にあててしまうくらいには、読書が好きだから、時々自分でもイカレてる、なんて思って自虐的な気分になることもあります。

話を元に戻して、読書の時間がもたらすものは、私にとっては、現状においての悩み相談をする相手だったり、楽しい気分にさせてくれるものだったり、私の心に寄り添ってくれている存在です。

なにかに迷っていたり、壁にぶちあたったり、猛烈な怒りに駆られているとき、悲しい気持ちでいっぱいのときですら、本を手に取って、文字を目で追っていくうちに、解決方法を見つけたり、気分が紛れたりすることがよくあります。

どんなときでも、私の隣には本があった、なんてことは言うつもりはありません。

家族や友人、ペット、そういうぬくもりを感じる存在に勝るものはない、と思います。誰かと交わす言葉が一番の心の栄養になることも多々ありましたし、今後もそういったことは幾度となく出会うはずです。

読書をすることで、誰かの経験や考えを知り、それを自分の知識として蓄えることは、どこかのタイミングで発揮する力になると思っています。面識のない誰かの経験や言葉を知るツールは、インターネット上にはたくさんある世の中だけれど、本として出会い、読むことは格別な時間です。

私にとって、この人だ!と思えるメンターのような存在、それが読書の時間です。