はじめに…

ずっと気になっていた1冊だった、「杏のふむふむ」杏著を読みました。

読書感想

「杏のふむふむ」には、どんなことが記述されているかを楽しみに1ページごとを読みました。まず杏さんの文章から、人柄が伝わってくるかのようなほのぼのとしつつ、芯のある女性なのだなということが伝わってきました。

好きなことを好き、と胸を張って言える実直さ、というか、好きなことをとことん掘り下げたり、誰かと共有する喜びを知っている方なのだろうな、という印象を受けました。

また、年齢や性別、職業等に囚われず、いろんな方々との交流を大事にされていることにも、人として見習うべきところがありました。各エピソードごとに杏さん直筆のイラストが添えられているところにも、心が和むような感覚を覚えました。

残しておくべき経験は、メモを取るべきなんだと過去の自分に教えられた。(「杏のふむふむ」本文より抜粋)

この一文には、なんてことはない日常のように一見思えるけれど、こういうことこそ後の自分を助けるエッセンスになるような趣を感じてならなかったです。メモを取る習慣を身に付けておくと、後から振り返ったときに思い出すことや何かのヒントになることだってあるものです。

いつまでも少女のようで、感激を忘れない、そしてそれをまっすぐに伝える、てつこさん。追いつけるとも到底思えないけれど、てつこさんの歩んでいる姿は、確かに私の足元を明るく照らしている。(「杏のふむふむ」本文より抜粋)

黒柳徹子さんとの杏さんのエピソードを綴られている箇所での一文ですが、テレビ番組で拝見するばかりの黒柳徹子さんの姿を杏さんというフィルターを通して文章として読むことは新鮮でした。黒柳徹子さんの人柄だとか、杏さんと黒柳徹子さんとの関係というのは、読み物としても魅力的でした。

黒柳徹子さんに限らず、いろんな方を杏さんというフィルターを通して読むこと、知ることは大変面白く、そして杏さんの感性にも触れたような気がしてくることばかりでした。人との関わりのみならず、体験していることだとかも杏さんは落ち着いて考察されている印象を受けました。

この1冊の中で、杏さんの愛犬との話、学生時代の先生の話、スポーツのこと、友人のこと、モデルとして経験したこと、女優になってからのこと、読書のこと、いろんなことが綴られていて、杏さんの好奇心の先にあるものを共有するような気持ちになりました。

最後に…

「杏のふむふむ」を読むことで落ち着いた女性のイメージだった杏さんは、胸の内に熱いものをいくつも持っている方なのかもしれないな、とも思った1冊でした。

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