はじめに…

「夫のちんぽが入らない」というタイトルだけを見ると、エロティックなものを想像してしまいそうな「夫のちんぽが入らない」こだま著を読みました。

読書感想

いざ「夫のちんぽが入らない」を読み始めると、こだまさん夫妻が恋人時代から抱えてきた2人だけの秘密や葛藤が描かれているのでした。

いきなりだが、夫のちんぽが入らない。本気で言っている。交際期間も含めて二十年、この「ちんぽが入らない」問題は、私たちをじわじわと苦しめてきた。周囲の人間に話したことはない。こんなこと軽々しく言えやしない。(「夫のちんぽが入らない」本文より抜粋)

ここから始まる「夫のちんぽが入らない」は、著者のこだまさんの育った環境、お母様との関係、旦那様との出会い、就職、結婚、現在に至るまでを赤裸々に綴られていました。

こだまさんとお母様との関係や、お母様の言動や行動は、私と母の関係によく似ていて、とても驚きました。この「夫のちんぽが入らない」を読み進めるほど、かつての母と私、現在の母と私が、重なるような思いすら抱きました。

また、こだまさんの仕事に対する思い、旦那様とのことが綴られているところには、読み進めながらこだまさんの思いに重なるような気持ちになって、胸が苦しくなるところも多々ありました。

「夫のちんぽが入らない」の内容は、胸が苦しく、辛くなる場面がいくつもありました。仕事のことやこだまさんご自身の身体のこと、家族のこと、旦那様のこと、様々なことに直面し、受け入れ、葛藤してきた現在までのこだまさんの抱えているものは、「夫のちんぽが入らない」に描写されているものだけでは、計り知れないものがあるな、とも思いました。

「夫のちんぽが入らない」を読んでいて、とても印象的だったシーンは、こだまさんの実家へ行き、こだまさんのご両親に結婚の挨拶をする際、旦那様がこだまさんのご両親に告げた、こだまさんの印象についての言葉でした。

旦那様の言葉からは、その後、現在まで続くこだまさんとの夫婦の絆を感じさせる、片鱗のようなものを見出したようにも思えました。

最後に…

「夫のちんぽが入らない」は、こだまさんの生まれ育った環境から始まり、こだまさん夫婦が恋人時代から抱えるもがきや苦しみを綴っているのみではなく、2人で生きていく、と決めた夫婦の現在進行形で続いている強い繋がりを読みとれたような気がしました。

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