はじめに…

ネットストアで「あなたへのおすすめ」にページに出てきた著者の名前のインパクトや職業に興味を持ち、ペヤンヌマキ著「女の数だけ武器がある。たたかえ!ブス魂」を読みました。

読書感想

ペヤンヌマキさんのコンプレックス克服にまつわるエッセイ「女の数だけ武器がある。たたかえ!ブス魂」は、子供の頃から持ち続けていたコンプレックスのことが、様々なエピソードとともに描かれていました。

学生時代のヒエラルキーのこと、恋愛のこと、友人のこと、読んでいくにつれ、自分の学生時代にも当てはまることがいくつもありました。

同じ悩みや価値観を共有できる仲間が周りにいてくれるというのは、なんて幸せなことでしょう。思春期があんなにつらかったのは、こんなことで悩んでいるのは自分だけだと思っていたから。誰とも悩みを共有できなかったから。(「女の数だけ武器がある。たたかえ!ブス魂」本文より抜粋)

今思い返せば、悩みに悩んでもがいた学生時代、キラキラ輝いて見えるほど学生生活を謳歌している友人が疎ましく見えたりして卑屈になっていたことも、ペヤンヌマキさんの言葉に触れたことで、自分の内面をさらけ出すほど心の距離の近い友人がいなかったからかもしれないな、と思いました。

「女の数だけ武器がある。たたかえ!ブス魂」の中で、ペヤンヌマキさんが友人達との語らいの中で今が幸せなんじゃないか、と気づかされるような描写があり、それこそが幼き頃から抱えるコンプレックスを卑屈なもののままとせず、長所として活かせる場所、生き方を見つけた、ということでもあるのだな、と妙に印象深かかったエピソードでした。

最後に…

「女の数だけ武器がある。たたかえ!ブス魂」を読み、ペヤンヌマキさんがご自身の幼い頃から現在までを綴られているエッセイとしてだけではなく、コンプレックスを武器にすら変えてしまった、ある種のたくましさや生き様から学ぶことがありました。

自分のことをしっかりと向き合ってきたからこそ、自分の抱えるコンプレックスを受け入れることができるのでしょうし、自分の弱い部分をも理解できるのだと思いました。

「女の数だけ武器がある。たたかえ!ブス魂」を読むことで、ペヤンヌマキさんの経験してきたことをまるで自分ごとのように読み、そして前向きな気持ちになれました。