はじめに…

益田ミリさんのイラストは見たことはあるけれど、エッセイは読んだことがこれまでにありませんでした。旅がテーマのエッセイということもあり、旅先を選ぶときの参考になるかもしれないな、と思いまして、益田ミリ著「ちょっとそこまで旅してみよう」を手に取りました。

読書感想

益田ミリさんによる「ちょっとそこまで旅してみよう」は、益田ミリさんが友人との旅、お母様との母娘旅、そしてひとり旅での旅程や旅先で食べた食べ物のこと、感じたことが綴られていました。

昨日まで知らなかった世界を今日のわたしは知っている。旅から戻ったその夜は、布団の中でいつも不思議な気持ちになるのでした。(「ちょっとそこまで旅してみよう」本文より抜粋)

旅行へ出かけ、帰宅したときの感覚は、自宅へ帰ってきた安堵感とともに、旅先で見た光景、食べ物のこと、いろんな思い出が脳内を巡ってきますが、益田ミリさんのこの言葉に自分の思いと重なるものを感じました。

好きな絵が一貫している、というのは、実はプロとしてはいいことではない気がする。自分とはまったく違う絵だけど素晴らしいと思える。そういう心って大切だし、それは、どんな仕事についても同じことのように思える。(「ちょっとそこまで旅してみよう」本文より抜粋)

益田ミリさんがイラストレーターでもある友人達とのおでかけでの一コマで、綴られているこの箇所は、益田ミリさんが仰るようにどんな仕事にも通じることだな、と思いました。

こういうものの捉え方をする柔軟性は、いつまでも持ちたいものだし、知らないことを知る喜びを素直に受け入れられる人でありたい、とも改めて心に刻み込みました。

いつでも行ける場所であっても、次回も同じ旅ができるわけではない。気分、気候、体調。それぞれのバランスで旅の温度は決まっていく。同じ旅はもうできない。それをなんとなくわかっているから、いつまでもなごり惜しいのだと思った。(「ちょっとそこまで旅してみよう」本文より抜粋)

近場への日帰り旅、ちょっと遠くまでの旅行、海外旅行、どんな旅行であれ、楽しければ楽しいほど、帰り道が名残惜しくなるのは、益田ミリさんの言葉の通りだと思いました。

最後に…

「ちょっとそこまで旅してみよう」益田ミリ著を読んでみて、友人との旅行の楽しさのみならず、母娘での旅には母娘だからこその距離感であったり、気持ちだったりと自分に置き換えてみるような感覚で読んでいました。

「ちょっとそこまで旅してみよう」を読んでみて、行ってみたい場所が増えました。

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