はじめに…

私立探偵ではなく、公立探偵という設定にも興味が湧き、「青森県八戸市立探偵・奥入瀬アイリーン滋子 (SeasonⅠ「やと」じゃないぞ、「はちのへ」だ編)」菅原裕一著を読みました。

読書感想

青森県八戸市立探偵・奥入瀬アイリーン滋子 (SeasonⅠ「やと」じゃないぞ、「はちのへ」だ編)」は、町おこしの一環として、青森県八戸市市役所観光課の奥入瀬アイリーン滋子、十和田秋一郎の2人が探偵に任命されることから物語が始まりました。

フィクションとは言え、こういう肩書きが町おこしで使われることって、ありそうだなぁなんて思いながら読み始めました。

主人公の奥入瀬アイリーン滋子には、奥入瀬リックディアース涼介という双子の弟がいて、彼は青森県警八戸警察署の刑事課捜査一課の刑事である、という設定にも、どこか2時間サスペンスのようなやや出来すぎなような気すらしました。

ストーリーは、春夏秋冬それぞれの事件を、2時間サスペンス好きな奥入瀬アイリーン滋子が中心となって解決する様子は、町おこしで任命された探偵とは思えないほどで、とても楽しめました。

最後に…

「青森県八戸市立探偵・奥入瀬アイリーン滋子 (SeasonⅠ「やと」じゃないぞ、「はちのへ」だ編)」は、タイトルにSeasonⅠとあることからも、続編もあるのかな、という期待を頭の片隅に置きつつ、楽しめる作品でした。

これまでの菅原裕一さんの作風とは、やや異なるところも読みどころ、見どころかなとも思いました。