はじめに…

大人にこそ勉強が必要なのではないか、そもそも勉強とはどういったことか、というような内容が気になり、「不勉強が身にしみる~学力・思考力・社会力とは何か~」長山靖生著を読みました。

読書感想

「不勉強が身にしみる~学力・思考力・社会力とは何か~」を読んでみると、勉強のことのみならず、教育、受験、学歴など、様々なことが記述されていました。

著者自身のことも綴られているためか、共感するようなこと、ハッとするような気づきもありました。

大人は子供に対して、何をどう教えてやれるかを考えると同時に、自分自身がどうやったらまともな人間として生きられるかを勉強し続けなければならない。そしてもちろん、このふたつの課題はひとつのことである。

(「不勉強が身にしみる~学力・思考力・社会力とは何か~」本文より抜粋)

子供に対してどう教えてやれるか、ということは見聞きしたことが幾度もあるけれど、自分自身がどうやったらまともな人間として生きられるかを勉強し続けなければならない、というのは新鮮に思えました。

大人だからこそ勉強が必要だというのは、かつて自分が学生の頃に習った学習内容が、大人になった頃には様々な研究分野からの成果から新たな発見が加えられていることも然りで、自分にとっての当たり前が世間一般での当たり前では無くなっていることもあるので、学びに対しての貪欲さはあるに越したことはないと思いました。

優れた文学作品を読んで、楽観的思考が身についたり、社交性が高まる人は、ほとんどいない。「文学によって豊かになる感受性とは、自己の内面に沈潜する悲観的省察の類の情感であろう。

(「不勉強が身にしみる~学力・思考力・社会力とは何か~」本文より抜粋)

たしかに、著名な文学作品をいくつか読んだことがあるものの、読んだからと言って人間性が変わるだとかは、ありませんでした。知らないよりは知っていた方が良いし、読んだことがないよりは読んだことがある方が良いくらいにしか今も思いつかないあたりは、そういうものなのかもしれません。

最後に…

「不勉強が身にしみる~学力・思考力・社会力とは何か~」長山靖生著を読んでみて、私自身が読書を好きな部類の人であるとは思っている節がありましたが、まだまだ勉強が足りていないな、と気づかされました。