仕事での人間関係、友人関係、家族との関係など、日常の中には誰もがさまざまな形で人間関係を持っていて、他人との距離感であったり、他人の言葉に喜ぶこともあれば、苛立ったり悲しむことさえあります。

良かれ悪かれ人間関係にはいろんな感情がつきものなので、なにか良いヒントを得られたらと思い、「プロカウンセラーの共感の技術」杉原保史著を読みました。

「プロカウンセラーの共感の技術」を読み始めて、まず“共感”について、私自身が思い違いをしていることに気づかされました。

共感は、個人の境界線を越えてあなたと私の間に響き合う心の減少、つまり、「人と人とが関わり合い、互いに影響し合うプロセス」のことなのです。ですから、共感は、ただ相手とぴったり同じ気持ちになることを指すわけではありません。

むしろ、互いの心の響き合いを感じながら関わっていくプロセスであり、それを促進していくための注意の向け方や表現のあり方などを指すものです。

(「プロカウンセラーの共感の技術」本文から抜粋)

本書を読むまでは、相手に寄り添い同じ気持ちになることこそが共感する、ということだと思っていました。本書を読んだことで、相手と必ずしもぴったりと同じ気持ちになる必要がないことを知り、共感がなんたるものかを少し理解できたような気がします。

共感はたしかに何らかの努力なしに心に感じられるものが基本です。しかし、それを効果的に表現し、相手の心に届けるためには、生き生きとした表情筋の動きが必要です。それには表情筋の筋トレも大事なことなのです。決して些末なことではありません。

(「プロカウンセラーの共感の技術」本文から抜粋)

共感とはどういうことなのか、とともに共感を相手に示すことに大切なものとして表情筋の動きがあるということも、今後のためにも良いヒントになりました。

「プロカウンセラーの共感の技術」を読んでみて、いつでも必ず誰かの気持ちに寄り添うだけが共感ではない、というようなことを知り、学ぶことができました。本文を読み進めていく中で、誰かと接する上での気持ちのあり方、接し方の良いヒントを本文から多く得られました。