芍薬の花が見頃を迎えた、上野東照宮ぼたん苑へ出かけました。

ボリューム感のある花々を、ふんわりと撮りたくてオールドレンズを装着したカメラを相棒にして撮影開始です。

花々を撮ったり、眺めるには視線をおとしがちですが、ふと見上げると鯉のぼりが風に揺れていました。

少し汗ばむくらいの陽気の中、鮮やかに咲く花々を見て、写真を撮るのは日本人ばかりだけではなく、海外からの観光客の方々も、それぞれ楽しんでいる様子を至る所で見かけました。

撮影する場所の譲り合いもそこかしこで見かけて、どこかほのぼのとするような気持ちになりました。

苑内をぶらぶらと歩き進めていくと、今年も鯛釣草の姿を見つけ、うれしい再会となりました。鯛釣草のぷっくりとした形が、かわいくて撮影せずに帰るなんてことができないくらいには、好きな植物の1種です。

緑溢れる季節だからこそ撮っておきたい景色があり、あまり撮らない構図も楽しく試行錯誤する時間は、格別でした。季節の移り変わりだとかを撮りたい、と思う気持ちだったり、見ておきたい景色があることは楽しいこと、素敵なことと出会うきっかけになります。

そういう気持ちの機微を大切にしつつ、気ままにカメラを片手にでかけたいな、としみじみ思いました。