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【読書感想】アウトプットのスイッチ

読書
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水野学著「アウトプットのスイッチ」を読了しました。
クリエイティブディレクターとして活躍されている水野学さんによるクリエイティブ思考と仕事術ということにそそられて読んでみました。まず「人はアウトプットしか見ないし、アウトプットの裏側にあるものを見抜く。」という言葉に「なるほど」となりました。たしかに、目の前の相手と会話していても互いに言葉や表情、仕草は見て取れても心の内までは量れません。
アウトプットすることで見えてくるもの、アウトプットして掘り下げてみたことでわかってくることを述べられています。アウトプットは最終表現なのです。どんなストーリーが裏側にあろうとも、最終表現として形になったものが人の目に触れることを考えさせられるきっかけになります。
巻末には特別対談ページで生物学者の方と対談しているなかで、「アウトプットは次のインプット」という言葉がありました。これは、生物学者の方の発言からなのですが、こういう考え方ができるって素敵だなと思いました。
アウトプットを最終表現として完了させつつも、次につなげていくインプットでもあるという流れ。アウトプットしたらそこで終わらせないところに思考の貪欲さのようなものを感じました。
本書では、「くまモンがくまモンである理由」もくまモンを手掛けた方だからこその話を読めて見逃せません。

アウトプットのスイッチ [ 水野学 ]
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