はじめに…
Twitterで見かけて気になっていた、「実録!父さん伝説」トミムラコタ著を読みました。
読書感想
「実録!父さん伝説」トミムラコタ著を読み始めてみると、冒頭から衝撃的な内容でありつつ、お父さんが直接的な表現を好まない、という理由で「お父さんのお父さん」と表現したりするところに、少しいじらしく感じました。
借金を抱えた生活を家族でしていても、悲壮感が漂うような内容が描かれることはなく、笑いのあるエピソードの数々にトミムラコタさんの家族の繋がりのあり方を教えて頂いたように思います。
なんでも話し合える家族なんだろうな、と伝わってくるだけではなくて、話した内容を受け入れることが親だから、子だからというだけではない、認め合える関係なんだな、と羨ましくなりました。
お父さんのエピソードの数々も衝撃的なものばかりですが、トミムラコタさんも引けを取らない経験をしてきた方であることも知りました。
最後に…
「実録!父さん伝説」のあとがきで、トミムラコタさんが「先の物語がどうなるか自分の意思で決められない、ここがエッセイ漫画の魅力の一つかもしれません。」と綴られていて、まさしくそうだな、と思いました。
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