はじめに…
D・カーネギーという名前をビジネス本だとかで見聞きするものの、これまで読んだことがありませんでした。Amazonでの購入履歴からのオススメ本にも出てきたことから、この機会に読んでみようと思い、「こうすれば必ず人は動く」D・カーネギー著、田中孝顕訳を読みました。
読書感想
実際にアメリカで放送されていたラジオ番組の書籍化、ということで脚本をそのままに、というような内容で、読みながらシチュエーションを想像したり、言葉がすんなりと入ってくるようなイメージで読み進めることができました。
どのような状況であれ、間違いを犯したときには、それを素早く、十分に、心から認めるということがいちばん賢明である(「こうすれば必ず人は動く」本文より抜粋)
社会人になってから、大人の扱いを受けるようになってから、様々な状況を乗り越える度に、疎かにしてしまいがちなことを、改めて思い出させてくれる言葉が、テーマごとに記述されていました。
どんなに人が間違っていると思えても、人を悪しざまに非難してはならない。人を非難する前に、まず自分自身を正すこと。(「こうすれば必ず人は動く」本文より抜粋)
誰かに対して間違っていると思うと、いろんな感情が湧いてくるものですが、この言葉が目に入ってきた途端、今後は、この言葉にあるようなことを自分自身に問いかけてみたい、と思いました。
最後に…
「こうすれば必ず人は動く」を読んでみて、人を動かすこと、ばかりのみならず、時に自分自身に問いかけることの大切さも教えてくれるような1冊だと思いました。
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こうすれば必ず人は動く [ デール・カーネギー ] |