メールの文面を作成する際、目上の方とのやりとりをする際、様々なシーンで自分の言葉遣いや語彙に迷うことがある。

自信が持てない部分を少しずつ補強できたら、と思い、大人の語彙力大全」齋藤孝著を読んでみた。

語源を知ることで、言葉のニュアンスがわかる。

ニュアンスを知ることでその言葉を活かすことができる。

(「大人の語彙力大全」本文より抜粋)

語彙力を高めていく前に、著者の言葉から、言葉の持つ意味合いだけではなく、その言葉のまわりにあるものを知っておくことで、使い方に迷いが生じなくなりそうな後押しをされているような気持ちになった。

本書では、知っていた語彙を復習したり、知らなかった言葉に出会えた。

本書の中で紹介されている語彙たちを、ビジネスシーンで器用に使いこなせたら、どんなに素敵だろう、と思った。

使う言葉によって、その人の社会人度がわかることがあります。

語彙が拙い人は、仕事も拙いのかなと思われてしまいます。

(「大人の語彙力大全」本文より抜粋)

上記の抜粋箇所である、あとがきでの著者の言葉には、言い返すことができない正論が綴られていたように思う。

 

ビジネスシーンで、目上の方で私に対して随分と丁寧に話しかけてくださり、言葉や態度に心のこもった対応が含まれているように感じることがある。

そういうことが自然とできる方は、相手が自分より上か下かなどということではなく、社会人としての言葉遣いをマスターしているからこそ、対応なども心地よい振る舞いができる方なのだろう、と今なら思える。

時には、言葉から思いがけず、気持ちなどが見え隠れすることがある。

私は、本書を目に通してみて、見聞きする言葉が相手に与える印象を操作することもあり得るのだから、少しずつ語彙力を高めていきたい、という目標ができた。