タイトルがとても気になって、「読書する人だけがたどり着ける場所」齋藤孝著を読んだ。

本書を読むことで、読書とは何なのか、読書をすることでたどり着ける場所とはどんな場所なのかを知ることができたら、と思い、読み始めた。

ネットで文章を読むとき、私たちは「読者」ではありません。

「消費者」なのです。

(「読書する人だけがたどり着ける場所」本文より抜粋)

本文を読み始めて、すぐに上記の抜粋を目にした。

最近では、インターネット上でのウェブコンテンツがいくらでもあって、読み物が溢れている。

ウェブコンテンツはSNSと紐づいていることも多く、気になるサムネイル画像、キャッチコピーを見かけると、URLをクリックすれば、その先に読みたいと思わせる記事がある。

しかし、著者の言葉を借りれば、それは消費者としての行動なのだ。

バラバラとした知識がたくさんあっても、それを総合的に使いこなすことができないのでは意味がない。

単なる「物知り」は「深い人」ではないのです。

教養が人格や人生にまで生きている人が「深い人」です。

(「読書する人だけがたどり着ける場所」本文より抜粋)

本を読んだり、ウェブコンテンツに目を通すことで、物知りになることはできる。

物知りのままでいるのではなく、知識を使いこなさなければ、深い人にはなれない、というのは、読書量だけで満足していてはいけない、とも読み取れた。

コミュニケーション能力の根底には「認識力」があります。

(「読書する人だけがたどり着ける場所」本文より抜粋)

本を読むことと、コミュニケーション能力について繋がりを考えたことは、あまりない。

上記の抜粋箇所の前後を読んでみると、コミュニケーション能力が高いこともまた、本をたくさん読み、想像力を働かせること等が大切だということがわかった。

相手の言葉などを認識する、ということに読書する習慣で得られる経験が活かされるのであれば、読書を楽しみつつ、認識力を高めていきたいものだ。

最後に、本書を読み進めていくと、読書で得た知識を活かしてこそ、自分自身の人生をより豊かにできる力を得られる、ということだ。

その力を生かすも殺すも自分次第だから、物知りでいるだけではなく、認識力やコミュニケーション能力に繋げていきたい。

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