タピオカドリンク専門店ごとのメニューの違いを楽しむ
タピオカドリンクの再ブームは、子供の頃に慣れ親しんだタピオカミルクとは異なり、ドリンクの種類豊富さ、タピオカの大きさ、ついつい飲み比べしたくなる魅力に溢れている。
私も、流行に遅れるまい、とするミーハー心をくすぐられ、ほんの少しではあるが、外出先で気になった店舗などでタピオカドリンクを飲むことが増えた。
タピオカドリンクと聞くと、これまではコールドドリンクのイメージが強かったが、店舗ではホットドリンクも展開されていることから、季節問わず楽しめる飲み物にもなった。
紅茶ベースのミルクティーばかりではないところも、今のタピオカドリンクのおもしろさだ。
前置きは、これくらいにして、私が実際に訪れたタピオカドリンク専門店を紹介したい。
貢茶(ゴンチャ)
台湾・高雄生まれの貢茶(ゴンチャ)は、台湾のお茶をベースにしたタピオカドリンクを楽しめる。
お茶の種類、甘さ、氷の量、トッピングの有無を選ぶ。
タピオカが大粒で、モチモチとした食感が楽しいし、ほんのり甘い。
私は、ゴンチャで烏龍茶のミルクティーの美味しさを知ったように思う。
店舗によっては限定メニューもあるようなので、いつかありつきたい。
THE ALLEY(ジ アレイ)
THE ALLEYは、写真を撮りたくなるような見た目のドリンクが多い。
カップのデザインがおしゃれなところも、SNS映えを意識することが多いことに寄り添うような印象だ。
私が初めてTHE ALLEYに行った時は、まだ暑い時期だったこともあり、キウイフルーツを使ったドリンクを飲んだ。
お茶ベースではない、タピオカドリンクというのも新鮮でおもしろい。
ドリンク自体も、キウイフルーツの甘酸っぱさが心地よかった。
Meet Fresh 鮮芋仙(ミートフレッシュ・シェンユイシェン)
ミートフレッシュ・シェンユイシェンは、台湾・台中生まれのブランドだそうで、タピオカドリンクのみならず台湾の伝統スイーツを取り扱っている。
私が飲んだのは、タピオカ杏仁ドリンクだった。
甘すぎないけれど、杏仁豆腐を食べているような気がしてくるドリンクでありつつ、モチモチした食感と甘みのあるタピオカが美味しい1杯だった。
一芳(イーファン)
一芳では、Made in Taiwanにこだわった原材料を使用するなど、昔ながらの台湾の味を楽しめる。
一芳では、タピオカドリンクのみならず、愛玉ゼリーの入ったドリンク、ナツメ茶など、ほかのブランドでは見かけないものもメニューに並ぶ。
私は、仙草ゼリーが入ったドリンクを飲んだが、あまり口にしたことがないような味わいでありつつも、身体に良さそうな気がしてハマりそうだな、と思った。
東季17(トキセブンティー)
トキセブンティーの高級ジャスミンティーは、それだけでも美味しいだろうなというお茶に、モチモチのタピオカが最高だった☺︎ pic.twitter.com/EC86DxRO64
— mederu__ (@__mederu__023) May 14, 2019
PANDA SUGAR 熊猫堂(パンダシュガー)
PANDA SUGARでは、ジャスミンミルクティーを飲んだ。
トッピングなし、を選べるのが、とても良い。

アンニュイなパンダのイラストが、かわいいカップ。
ジャスミンミルクティーは、濃いめのジャスミンティーの味がしつつ、ミルクと合わさっている感じが、とても好きな味。
ところで、タピオカの原料とは?
タピオカドリンクを飲み比べたりしているものの、タピオカについては“なんとなく”でしか理解していない。
ここで、タピオカについておさらいしておきたい。
タピオカの原料は、キャッサバという南米産のイモの根茎から抽出したデンプンを使用している。
このキャッサバデンプンを糊化させて、ボール状にしたものがタピオカドリンクに用いられている。
タピオカドリンクを飲み比べるのは楽しい
タピオカドリンクの流行に少しばかり乗ってみたら、ブランドごとにコンセプトやメニューの豊富さに楽しさが広がった。
タピオカドリンクとひとくくりにしつつも、ブランドごとにトッピングのバリエーションも異なるし、ベースとなるものがお茶なのか、フルーツジュースなのか、あるいはまた別物なのかという違いもある。
それぞれに自分なりの好みを見つけるという、カスタマイズはどこへ行っても迷いつつも楽しい。
これからも、気ままにタピオカドリンクを楽しんでいきたい。