昭和の雰囲気を感じる喫茶店と聞くと、レトロな雰囲気をイメージすることばかりだが、上野にあるギャランを訪れてみて、考え方が少し変わった。

ギャランは、店の外からしてどこかキラキラあるいはギラギラしているようなポップさが感じられた。
ギャランの店内は、天井にシャンデリアがぶら下がり、全体的に明るい。
昼間ですら明るい、と思うのだから、夜になったら、さらにきらびやかに思うだろう。

ドリンクメニューが豊富でどれにしようかと迷ったが、クリームソーダを注文した。
喫茶店でソーダ類やフルーツジュースなどを注文した際、丸みのあるグラスで運ばれてくるのが、何とも言えない嬉しさがある。

フードメニューは、オムライスが人気のようだが、ミックスサンドを注文した。
サンドウィッチには、サラダとヨーグルトがセットでついてくる、とのことで思いのほかボリューム感のある内容だ。

ギャランの店内は、終始賑やかで老いも若きも関係なく、いろんな年代の人々がひっきりなしに出入りしていた。
今時に珍しく、分煙ではないのでタバコの匂いなどが気になる人には辛いかもしれない。
古き良き喫茶店といった雰囲気を、いろんな面から体験する、という意味ではギャランの魅力は絶大なように思う。