「働くおっぱい」紗倉まな著を読んだ。

紗倉まなさんが、AV女優であり、小説やエッセイを書いたりもする、ということを知っていたが、こうやってしっかりと読んだのは、今回が初めてだ。

“働く女性”を主軸としたエッセイは、もともとウェブ連載をされていたものだったとのことで、どのテーマもほどよいボリューム感で読みやすい。

“働く女性”であり、“働くおっぱい”であり、自称“えろ屋”である紗倉まなさんの文章は、職業に関するフィルターをかけることのバカらしさを感じる。

AV女優ならではの話を織り交ぜつつも、ウィットに富んだ内容は、どれも楽しく読んだ。

特に印象的だったのは、紗倉まなさんが仕事で海外へ行った際に気づかされた、日本人ならではの“女性のあるべき姿”のような声の振る舞いは、無意識になじみ過ぎていたところに核心を突くような内容で読んでいて、「あぁ、なるほど」と思った。

また、紗倉まなさんは、ご自身がどういう人間であるか、をよく理解しようとして、自分を見つめるというか向き合っているのかもしれないな、と思うところが多々あった。

自分はこういう人間だと受け入れ、それを逃げ道としない人なのだろうな、と言葉の端々から感じるような魅力に溢れた1冊だった。

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