「指人形」花房観音著を読んだ。

本書には表題作「指人形」を含む、いくつかの短編が収録されている。

女性の欲望を描いた短編集とのことで、どの作品も、女性が男性を求めることが官能的に描かれている。

作品によっては、女性が男性だけを求めているのではないものもあった。

各作品では、セックスレスの夫婦、配偶者の不倫、離婚、不妊治療、かつての恋人との再会など、作品の世界が非日常ではなく、誰かの日常のどこかに潜んでいそうな出来事などが描かれているのも、決して他人事ではないような身近さを感じ、読み入った。


どの作品でも、男女の仲は絵に描いたような素敵なことばかりではなく、様々な欲望が映し出されていて、読み終える頃にはどこかスッとするような気がした。

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