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【読書感想】パスタぎらい

読書
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「パスタぎらい」ヤマザキマリ著を読んだ。

本書は、イタリア暮らし35年のヤマザキマリさんによる、食にまつわるエッセイだ。

ヤマザキマリさんのことは、これまで「テルマエ・ロマエ」の作者というイメージばかりだった。

本書を読んでみることで、ヤマザキマリさんが、イタリアだけにとどまらない海外生活や食に関する経験の豊富さを知った。

また、イタリアの食生活だけではなく、イタリア人の食に関する捉え方などを知ることができた。

ヤマザキマリさんから見た日本人の食に関する寛容さ、味覚のことなど、言われてみれば、なるほどと思うこともあった。

日本ならではの洋食の話なども、メニューを思い浮かべながら読むなどして、とても楽しかった。

食文化をテーマにする読み物は、自分の出会ったことがない味、誰かの味の記憶などを通して、自分の好きなものに気づけたりして楽しい。

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