「ねこ先生トト・ノエルに教わる ゆるゆる健康法」simico、櫻井大典著を読んだ。
ねこのトト・ノエルと暮らす主人公が、不規則な生活を続けてきたことで、ある日、体調を崩し、会社を休んだことから、本書は始まる。

ねこのトト・ノエルから、季節ごとの過ごし方、食事のこと、養生のことを教わり、体調がよくなっていく主人公の姿は、イラストエッセイ形式なので、とても読みやすい。
タイトルにもある通り、無理せずゆるりと生活に取り入れられそうなことが紹介されているのも、良い。

ちょっと工夫することで、四季ごとの不調なども予防できそうだな、と思えてくるし、気象病などのテーマも参考になった。
本書で主人公が述べていたように、加齢に伴うものなのだろう、とせず、養生のことなどを知っているだけで、改善できることもある。

知らないままでいるよりも、多少面倒でも、良さそうなことは自分の生活に取り入れ、習慣にすると心身ともに健康でいられる喜びの方が勝るな、と思った。