【読書感想】最初からやり直してください

読書

「最初からやり直してください」宇野なずき著を読んだ。

本書には、200首の短歌が収録されている。

短歌という、ごく限られた文字数の中に、絶望的な気持ちが含まれているものが、本書では多々見受けられた。

ネガティブな感情などを抱えて、日々をやり過ごすことの方が多いことが伝わってくるような作品があったと思ったら、人のぬくもりのようなものが感じられるものが混じっていることによって、人間らしさにも直結するような感情の浮き沈みが良かった。

自分の内側にあるものを、短歌で表現することの面白さは、季節感ばかりではなくて、感情の生々しさも含まれるのかもしれない、と思った。