2018年・秋に新装開店した虎屋赤坂店に一度は足を運んでおきたい、と思っていたところ、願えば叶うと言えば、少々大袈裟かもしれないが、訪れる機会を得た。

虎屋の喫茶スペースだからこそ、食べてみたいものが多々ある中、今回選んだのは、あんみつと抹茶グラッセだ。
虎屋菓寮では、あんみつを注文の際、黒蜜と白蜜から選べるのも、嬉しい。
ちなみに、私は白蜜を選んだ。

虎屋菓寮のあんみつは、琥珀羹、粟羊羹、梅などが盛り付けられている。
白玉は1個から別途追加できるところが、良い。

今回は、あんみつのボリューム感がどれほどなのかがわからなかったので、白玉を追加しなかったが、次回は白玉を追加してみたい。
あんみつは、白蜜をかけて食べる機会が、これまでにあまりなかったので、とても新鮮な気持ちで食べることができた。
餡子や寒天の美味しさを味わいつつ、梅の甘みと酸味が、ほど良い口直しになる、素敵なあんみつだった。

あんみつとセットで注文した、抹茶グラッセは、冷たい抹茶だ。
好みで白蜜を入れて甘さ調整しながらいただく、とのことだが、私はあんみつの甘さで十分だったことから、抹茶グラッセはそのままで飲んだ。
この抹茶グラッセは、そのまま飲むことで楽しめる苦味こそが良い、と思った。
虎屋菓寮は、甘味処と捉えると、ややお値段が張るがその分、気持ちの良い時間を過ごすことができた。