スポンサーリンク

【読書感想】猫には推理がよく似合う

読書

「猫には推理がよく似合う」深木章子著を読んだ。

本作品は、とある法律事務所が舞台となっている。

その法律事務所で働き始めた事務員の女性が、所長の飼い猫が“おしゃべりする猫”であることに気づいたことから、物語が動き始める。

法律事務所のことは、ドラマや映画などで見るばかりで、お世話になったことがないけれど、きっとこういう日常が繰り返されているんだろうな、というイメージが頭に浮かんでくるような親しみやすい描写が続く。

事務員の女性とおしゃべりする猫のスコッティの話題は、専ら推理合戦である。

ミステリ好きであることが、双方から伝わってくるような仕掛けがありつつ、人と猫の会話だと思うと、どこか微笑ましかったりもする。

終盤からは、それまでの様子とは異なる雰囲気に包まれた展開となるのも、意表を突かれた。

おしゃべりする猫がいたら、ちょっと会話してみたい、と妄想が膨らみそうな作品と出会った。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

猫には推理がよく似合う (角川文庫) [ 深木 章子 ]
価格:820円(税込、送料無料) (2019/9/6時点)