「怠け者の時間術」午堂登紀雄著を読んだ。
時間の使い方について、今一度、見直したい、と思い、本書を読み始めた。
自分がやりたいことを中心に時間の使い方を組み立てて実践し、違っていれば修正していくのが、自分流の時間術に使づく道です。
「怠け者の時間術」本文より抜粋
時間術、と聞くと、無駄な時間を過ごさない為のノウハウを思い浮かべる。

1日分のタイムスケジュールを分刻みで、とは思っていないが、時々、ダラダラと過ごしてしまうことがある。
無意味な時間を過ごしてしまった、と後悔する度に、自分らしい時間の使い方を身につけたい、と思っていたし、なにか参考が欲しかった。
「効率化」は重要ですが、その前に、大前提として「何のためにそれをやるのか」という目的とその目的達成に向けたクオリティを追求しなければ、上手な時間の使い手とはいえません。
「怠け者の時間術」本文より抜粋
上手な時間の使い方=効率化と頭でっかちになり過ぎでも、良くないな、とも本書を読んでいく上で、改めて考えた。

効率化しつつ、満足のいくクオリティに達する行動をとっていくことが最適なのだろうが、これがなかなか難しい。
まずは、自分の習慣に馴染ませていけるよう、本書で得たものを取り入れていきたい。
「自分」とは探すものではなく、つくっていくものだと私は思います。
「怠け者の時間術」本文より抜粋
自分探し、とは耳にする機会が多いが、自分のそばにあるものから、つくっていくものだとして結びつけていける人が、どれくらいいるのだろう。
他人のことを気にしてばかりいても仕方ないが、今この時点で、本書からこのことを抜粋したのは、私も探してばかりいて、自分のそばにあるものを見落としがちだからだ。

本書を読んでみたことで、どこかで見聞きしたようなことを見つけつつ、本書だからこそ出会えたヒントがいくつもあった。
時間術を細分化してみると、ビジネスのみならず、日常生活での効率的な物事の捉え方についても参考になることを見つけられた。