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【読書感想】神様の居酒屋お伊勢

読書

「神様の居酒屋お伊勢」梨木れいあ著を読んだ。

本作品は、主人公・莉子がお伊勢参りに訪れたことがきっかけで、不思議な居酒屋にたどり着いたことから始まる。

不思議な居酒屋の主人・松之助は、神様が見える人であり、莉子がお伊勢参りの際、再就職を祈願したことから、祀られている神の導きで、この居酒屋で働くことが決まる。

もともとは神様が見えなかった莉子も、この居酒屋で最初に口にした不思議な酒によって、神様が見えるようになり、会話をするまでになっていく。

居酒屋は、神様たちの息抜きの場になったら、と思い松之助が始めたものであり、生身の人間が来店することは少ない。

居酒屋で見せる神々の様子は、気の緩んだ状態そのものであることが、文章から伝わってきて、微笑ましい。

ファンタジーであり、想像を膨らませることしかできないが、神様にとって、息抜きできる場所があることって、素敵なことだな、と思う。

作中に登場する、伊勢の食べ物、居酒屋のメニューが、どれも食べてみたくなるものばかりなのも、気になった。

伊勢だからこその行事や参拝のことなども、作中で垣間見ることができ、お伊勢参りに行ってみたくなった。