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【読書感想】一緒にいると楽しい人、疲れる人

読書
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「一緒にいると楽しい人、疲れる人」有川真由美著を読んだ。

性別問わず、様々な年齢の人々と関わることがあるのが、会社というもの。

役職や雇用形態も多様で、人の数だけ性格も考え方も目の当たりにする。

多くの人と関わってきたからこそ、決めつけることだけは避けるようになってきたものの、人間関係の悩みというのは尽きない。

本書のタイトルは、人間関係の悩みを軽減させてくれそうだな、と淡い期待を抱かずにはいられないシンプルさが気になった。

読み始めてみると、著者が多種多様な職業を経験してきた方だそうで、一緒にいる人についてだけではなく、自分自身の気持ちのあり方なども記述されていて、現在抱えている人間関係の悩みに関するヒントを早速見つけた。

やりたくないことほど、ていねいにやろうとすることが大切。

いつの間にか夢中になったり、好きになったりしていることもあるものです。

「ていねい」というのは、心が明るいほうを向いていること。


「一緒にいると楽しい人、疲れる人」 本文より抜粋

私は、やりたくないことほど、さっさと済ませてしまおうとできるだけ先延ばしにせず、早々に取り組む。

気の進まないことだからこそ、手戻りがないよう細心の注意を払って取り組むようにしているが、これに関して、抜粋箇所のように心が明るいほうを向いているような感覚があるかまでは気づかずに、ただ黙々と進めることばかりだ。

ただ思い返してみると、結果的にやりたくないことほど、やり遂げた時のちょっとした達成感は心地よいものだった。

人をほめるということは、相手をよろこばせるだけでなく、自分の人間性や人生を豊かにすることにもつながっていくのです。


「一緒にいると楽しい人、疲れる人」 本文より抜粋

私が人をほめたり、些細なことであっても相手にお礼を言える人になりたい、と思ったのは、ここ数年のこと。

それまでは、どこか気恥ずかしいような気持ちがあり、逐一言葉にするほどではなかった。

しかし、数年前に出会った人が、事あるごとに人をほめたり、お礼を言う姿を見て、なんと心地よい空気が流れているのだろう、と気持ちを入れ替えるきっかけとなった。

大人だからこそ、仕事関係やプライベートに関係なく、誰かと親しくなりたいなら伝えられるうちに言葉にしないと次のチャンスが巡ってこないかもしれない、とも思い至った。

素敵な人ほど、視野が広く、好奇心旺盛で、気持ちの赴くままに軽やかに行動するから、とても魅力的なのである。

本書を読んだことで、一緒にいると疲れる人は、自分の苦手なものに気づくきっかけにもなるし、様々な面で自分の成長にも繋がる存在でもあることを再認識した。

一緒にいて疲れる人とは、近づき過ぎないことが一番なのも事実であり、ほど良い距離感を保つことが最適だと思っている。

誰かの良い面も悪い面も、自分にとっては立ち居振る舞いのヒントになる。

自分だって、他人から見れば、同様でもある。

できることなら一緒にいると楽しい人、とされる人でありたい、と都合の良いことを思い浮かべている。