「なぜかすべてうまくいく 1%の人だけが実行している45の習慣」井上裕之著を読んだ。
習慣や物事の捉え方の参考になれば良いな、と思い、本書を読み始めた。
セラピスト、歯科医として活躍している著者だからこそ、本書を読んでいると伝わってくる例がいくつもあった。
求めるべき本質的な「結果」は自分の心が肯定すること。
これでよかったと自分が心底満足すること。
これが、評価の大原則です。
「なぜかすべてうまくいく 1%の人だけが実行している45の習慣」 本文より抜粋
これまで、何事も誰かからの評価が全て、と思っていた節がある。
それと同時に、自分がしたことを、自分自身で肯定する、ということを疎かにしていたことにも気づいた。

本書を読んでいると、自分軸がブレず、良いことも悪いことも自分自身が受け入れる、ということに結びつく。
大事なのは何になりたいかということよりも、自分はどんなときに幸福を感じるか。
「なぜかすべてうまくいく 1%の人だけが実行している45の習慣」 本文より抜粋
自分が何になりたいか、自分が何をしたいか等、そういう類のことは、いくらでも考えてきたつもりだ。
けれども、自分がどんなときに幸福を感じるか、ということをあまり考えたことがない。
ひとりで過ごす時間を得た時は、今後やりたいことばかり考えていた。

結局のところ、何事においても優先順位をつけ、自己肯定感を大切にし、自分軸を整えていけたら最高ということに尽きるのだろう。