動物をテーマにした本との出会いを楽しむ
動物好きとひとまとめにしても、動物園や水族館などで眺める動物たちのみならず、自宅で飼える動物たちがいる。
動物をテーマにした本も同様に、ひとくくりにしたものの、動物を研究されている学者の方、漫画家、写真家など、作者も多岐にわたる。
身近な動物も、そうでない動物も、知らなかった一面を知るとより興味が湧いたりする。
動物のことがもっと好きになれそうな本を、ここで共有したい。
昆虫こわい/丸山宗利
丸山宗利氏が研究対象の昆虫を求めてサバンナ、アマゾンなどへ訪れた際の昆虫との出会い、現地の様子や人々との出会いなどが綴られた、いわば昆虫探検記。
昆虫はすごい/丸山宗利
昆虫全般のこと、昆虫とヒトとの関係性などが、とてもわかりやすく記述されている。
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 /川上和人
鳥類学者の現状、鳥類学や研究内容のことがよくわかるだけでなく、著者の川上和人さんのユーモアが絶妙で楽しく鳥類について学べる。
鳥類学者無謀にも恐竜を語る /川上和人
恐竜に関する研究のことのみならず、鳥類学のこと等を含め、難しく考えすぎることなく、気軽に読めて、知らなかった世界を知るのが楽しくなる。
ネコを撮る/岩合光昭
ネコや様々な動物の撮影で、世界中を駆け巡る岩合光昭さんの気づきや綴られている。
猫と一緒にいるだけで/森下典子
お母様と二人暮らしをしている森下典子さんが、ひょんなことから猫を飼うことになったお話が綴られているエッセイ 。
壇蜜ダイアリー/壇蜜
壇蜜さんが、一緒に暮らしているペットたちの世話をする様子が、日常の合間に記述されている。
シリーズ化しており、猫以外にも熱帯魚を飼い始め、部屋に水槽が増えていく様子などがうかがえる。
世界のへんな肉/白石あづさ
世界各地で“様々な動物の肉”を食べた思い出話が綴られている。
うちのトイプーがアイドルすぎる。/道雪葵
道雪葵さんが飼っているトイプードルとの日常がコミックエッセイとして描かれている。
野生伝説 羆風/飴色角と三本指 / 戸川幸夫作、矢口高雄著
「羆風」は、 日本史上最悪の獣害事件「三毛別熊害事件」 を描いている。
「飴色角と三本指」では、あるカモシカとマタギの生命をかけた闘いが描かれていた。
<LIFE>人間が知らない生き方 / 麻生羽呂、篠原かをり著
動物たちの生態からヒントを得る、ビジネス書であり、 動物の生態を知ろう、と思って読むと、少々物足りないかもしれない。
犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい/松本ひで吉
漫画家・松本ひで吉さんが飼っている、トイプードルと猫との日常を描くコミックエッセイ。
犬・猫を飼っている人もそうでない人も、クスリと笑えるエピソード満載。
犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい①
— mederu__ (@__mederu__023) June 13, 2018
早速読もう☺︎ pic.twitter.com/W9FdD4xhrj
触れ合える動物もそうでない動物も、もっと好きになる
今回紹介した本をきっかけに、動物たちへの興味が変化したこともあると思っている。
自宅で飼っている動物たちが寿命を迎えると、言葉にならない感情が胸の内に湧き上がってくることもある。
動物によっては触れることができないものも多々あるが、好きだからこそ知りたい生態というものがあるはず。
ここで紹介した本たちが、ご覧になったあなたの参考になったら嬉しい。