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【読書感想】ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

読書
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「ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術」岡田尊司著を読んだ。

見聞きすることがあるけれど、どう異なるのかを知らないままでいた“適応障害”について、自分なりの理解をしたくなった。

この機会に“うつ”と“適応障害”の違いを知りたくて、本書を読み始めた。

適応障害とは、うつと診断されてしまうことがあるが、 環境の変化になじめなかったり、対人関係が思うようにいかずに生じる心のトラブルで、自信や意欲がなくなったり、体調不良、不登校、出社困難、依存症などの問題として表れてくるもの。

そして、過敏な人だけが適応障害になりやすいものではなく、何かをきっかけに適応障害になる人が大勢いる、という。

適応力の差は、どれだけ人の力を味方につけられるか、人に助けてもらえるかによるのである。

人に相談したり、助けを求める力も、その人の力のうちなのである。

「ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術」 本文より抜粋

周囲の人々を味方にすること、時には助けを呼びかけることなどをいとも簡単にできる人もいるが、そうではない人もいるから、自分なりの適応力の範囲を理解することが先決なのかもしれない。

助けを求めたくとも、周りが聞く耳を持たなかったり、声をかけにくい環境である場合は、どうなのだろうか、などと考えてしまう。

適応障害は、その人の特性と環境の相互作用がうまくいかないことによるものであり、それを病気として治療しようとしたところで、幻と闘うことになってしまう。

「ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術」 本文より抜粋

適応障害について、本書を読み進めていくと、その人と周囲の環境のミスマッチという課題解決が大切であることがわかった。

その人の立場に置き換えて、何が問題なのかを突き止め、解決の糸口を探らなくては適切であろう答えにたどり着けない。

適応障害は、決して心の甘えから生じているわけではないことが、よくわかった。

本書では、適応力に関するチェック項目等も記載されていて、自分自身の適応力を知る目安にもなった。