なりたい自分になる美容・おしゃれのヒントを本から知る
美容やおしゃれに関する本は、好きな人を振り向かせるための内容のものばかりではない。
憧れているモデルのメイクやおしゃれに関するハウツー本であったり、自分自身の内面に関するものまで多岐にわたる。
私自身を振り返ってみると、20代の頃は、憧れのモデルや有名人のエッセイ本などで紹介される愛用コスメなどを手の届く範囲で試したものだ。
30代になってからは、美容やおしゃれに関するエッセイを読む場合、メンタル面を意識した内容のものを手に取ることが増えた。
“なりたい自分”、“似合うものを身につける自分”ということにスポットを当てるだけではなく、気持ちのあり方を知ると、美容やおしゃれへの気持ちの注ぎ方が変わる。
そこで、私が実際に読んで、コレは!と胸に刻むような言葉に出会った美容・おしゃれの本を紹介したい。
赤い口紅があればいい いつでもいちばん美人に見えるテクニック / 野宮真貴
野宮真貴さんのユーモアを交えた言葉たちに勇気付けられるし、女性であるからこその楽しみをとことん味わうことの素晴らしさを後押しされる
オシャレな人って思われたい! /峰なゆか
モテるとかモテないとか以前に、自分の好きなこと、こだわっていたいことを持っている人のなんと魅力的なことか、と気づかされる。
美容は自尊心の筋トレ /長田杏奈
自尊心を整えていくことを念頭に置きつつ、美容業界にいらっしゃる方ならではの世間から見た美容のイメージであったり、美容業界にいらっしゃる方のことなどが述べられている。
女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。 /ジェーン・スー
女性ならではの日常、SNSには見せないありのままの自分のことを記しているジェーン・スーさんの飾り気のなさも読みどころ。
バッグは、3つあればいい 迷いがなくなる「定数化」 /おふみ
自分の生活の中に潜む無駄を減らし、より快適な暮らしをするためにも、少しずつ見直せるところから改善していきたくなる内容ばかり紹介されている。
本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる / 横田真由子
自分のまわりにある無駄を省き、余白をつくることで広がるものがあることをイメージしてみたら、少しずつ実践していきたく考え方と出会える。
すてきな靴が一歩ふみ出す自信をくれる / 横田真由子
自分にとっての“すてきな靴”とは、どんな靴なのか、と靴探しをしてみたくなる1冊。
美容やおしゃれに関する捉え方は、自分の気持ちを大切にしたい
ここで紹介した美容やおしゃれに関する本をそれぞれ読んでみると、多様な考え方を見つけることできる。
どの内容もまるごと受け入れようとせず、自分が取り入れたいものだけを頭の片隅に記憶しておきたいな、くらいの気持ちで読むくらいがちょうどいい。
誰かの考え方を知るだけで、自分の捉え方にも変化があるはず。
紹介した本が、ご覧になったあなたにとって参考になる本との出会いに繋がったら嬉しい。