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【読書感想】源氏物語が面白いほどわかる本(上)

読書
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学生時代に授業で習って以来、「源氏物語」に触れたことは、 「源氏物語」をモチーフにした作品を度々読んだことがある程度だ。未だに「源氏物語」について、よくわかっていないままである。

そこで、「源氏物語」について、もう少し理解を深めたいと思い、「源氏物語が面白いほどわかる本(上)」出口汪著を読んだ。


本書では、「源氏物語」の主人公・光源氏の青年期・壮年期を、当時の時代背景や登場人物についての補足などの説明を交えつつ、説明されている。

著者が予備校講師をされていることから、本書では生徒役2人とやりとりをしながら進める、ということで、生徒側よりふと疑問に思うことや意見などもあって、「源氏物語」への理解が深まる。

古典文学をもっと身近に楽しみたいと思ったら、大切なのは、今の感覚や価値観をいったん捨てて、その時代の人になりきることだ。

「源氏物語が面白いほどわかる本(上)」 本文より抜粋

上記の抜粋箇所については、どんな作品を読む時でも、大切なことだとは思うが、古典文学を読む際には、特に重要だ。現在の自分のまわりにある価値観などで捉えてしまうと、古典文学を読んでいくにつれ、内容の理解に苦しむことになりそうだからだ。

本書を読むことで、「源氏物語」について光源氏のプレイボーイぶりが描かれている作品だとばかり思い込んでいたが、結婚が政治に直結する時代ならではの殿上人の苦悩や運命にもがく物語としての一面もあることを知った。

今回は、光源氏の青年期・壮年期までをまとめた上巻を読んだので、下巻も読んでみたくなった。