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【読書感想】青の炎

読書
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2003年に映画化された、ミステリー小説「青の炎」貴志祐介著を読んだ。

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本作品は、随分前のミステリー小説ではあるが、時代背景などの違和感はそれほどなく読めた。

主人公・櫛森秀一は、高校2年生で、中学生の妹、母と3人暮らし。平穏に3人で暮らしていたものの、ある日、母と離婚した男・曽根が家にやってきて住み着いてしまうことから、家の中に不穏な空気をもたらす。

曽根が母のみならず、妹にまで手を出そうとしてくるような様子から、主人公が居ても立っても居られず、ある計画を実行しようとしていくことでストーリーが進んでいく。

主人公は、高校生にしては、やけに大人びてもいるところが印象的だった。主人公が、落ち着き過ぎているのは、母親が女手一つで育ててくれている環境からだろうか、とも思えるし、曽根というかつて母親の夫であった男が家に上がり込んだことに警戒しているからかもしれない、とも読み取れた。

少年犯罪をやり遂げるつもりが、ラストにかけて思わぬ展開にも繋がっていった。主人公が決断したことが、幸か不幸か、というのはわからないが、そうせざるを得ない状況の連鎖がもたらしたものだろう、というような作品だった。