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【読書感想】あなたの恋人、強奪します。 泥棒猫ヒナコの事件簿

読書
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 「あなたの恋人、強奪します。 泥棒猫ヒナコの事件簿」永嶋恵美著を読んだ。

 本書は、 “泥棒猫”こと皆実雛子(みなみひなこ) が、多彩なテクニックで困っている女性をトラブルから救う話が6編収録されている。

 泥棒猫として、時にはトラブルのもとになっている男性を華麗に強奪する雛子は、様々な悩みを抱える女性を助けることが大半な様子だ。トラブルを解決するまでに掛かる費用は、依頼人によっては安いと思うほどのようだ。

 時には、雛子たちとのやりとりを繰り返すうちに雛子の助けが不要なことに気づく依頼人など、依頼人ごとに様々なことを抱えていることが描かれている。

 依頼人がどんな悩みごとを抱えているかであったり、雛子がどうやって解決していくかなどは描かれているが、雛子のプライベートなどは一切描写されることなく、6編を読み終えた。

 あくまでストーリーの中心は、雛子がスカッとするほど華麗にトラブル解決し、依頼人をホッとさせて終わる、ということのみ。雛子の内面だとかが表現されていないからこそ、ミステリアスな雰囲気が際立ちもする。

 別れさせ屋、代行業などは、テレビ番組などでなんとなく見たことがあるが、気軽に依頼するようなものではない。むしろ、それほどまでに困ることに見舞われていないから、よくわからないものだ。

 本作品で描かれている泥棒猫とも名乗る雛子の存在は、ダーティーな雰囲気など感じさせず、頼もしい。多くを語らず、必要なやりとりをする雛子の活躍を追いたくなった。


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