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【読書感想】別れの夜には猫がいる。 泥棒猫ヒナコの事件簿

読書
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 「 あなたの恋人、強奪します。 泥棒猫ヒナコの事件簿」 が、おもしろくて同シリーズ「別れの夜には猫がいる。 泥棒猫ヒナコの事件簿」永嶋恵美著を読んだ。

 「あなたの恋人、強奪します。 泥棒猫ヒナコの事件簿」の読書感想は、こちら↓

 さて、「泥棒猫ヒナコの事件簿」シリーズは、どれも短編読み切りで様々な依頼者のパターンを楽しめる。自身のことを泥棒猫と表現することもある皆実雛子が、依頼者ごとにターゲットの前に現れる時の変幻自在っぷりには毎度驚かされる。ターゲットに合わせて、様々な女性になりきる雛子の姿を楽しみつつ、依頼者への適度なやさしさ、対応力も見事なものだ。

 雛子と関わることで、依頼者たちはそれぞれが抱えている問題で、大切なことに気づいたりする。雛子が介入して問題解決に近づくにつれ、依頼者たちは自分自身とも向き合っているようにも思える。依頼者によっては、その気づきを雛子と関わったからこそ得られたもの、とするのを見かけた。

 本作品では、雛子の身近な存在である人々が描かれるエピソードがあるのも、読みどころだ。雛子自身のことは、相変わらず多くは語られることなく、まだ謎のベールに包まれている。

 泥棒猫と自虐しつつも、依頼してくる女性たちの心強い味方であり続ける雛子の活躍は、頼もしい。ストーリーを追うごとに、それぞれの依頼者と適切な距離を保ちつつ、依頼を成功させるべく遂行していく雛子の様子を読んでいると、どこかスッキリした気分になる。


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