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【読書感想】地下怪談 忌影

読書
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 クラブDJとして活躍されつつ、怪談蒐集もされているという著者が気になり、「地下怪談 忌影」響洋平著を読んだ。

 本書では、著者自らが体験した怪談話、クラブDJならではの怖い話、著者の友人知人から聞いた実話などが語られている。

 記述されている話は、国内で誰かが体験したものにとどまらず、海外旅行での体験話にも及んでいるところが、興味深い。

 どの話も、ただ怖いのではなく、著者が怖い体験をした人とのやりとりを重ねることで、考察されまとめられた話だからこそ伝わってくるものがあった。

 こういった怖い話を読むと、なぜそうした体験をしたのか理由がつかないこと、というものはできたら体験したくはない、と思う。

 また、本書を読んだことで、この世のものではないものを見えている人が、必ずしも自分の特異な体質を理解していることばかりではないことがわかった。私自身が見ているものすら、この世に存在しているのかどうかすらあやふやになってしまうな、とも考えた。

 それに、怖い話を見聞きする上で、「これは語ってはならない」とされるものがあることが、本書でも紹介されていた。これまでにも、似たようなものを見かけたことはあるが、こうした話というものを蒐集されている方は、どう対処されているのだろう、とも思うのだ。