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【読書感想】憑依怪談 無縁仏

読書
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 ほどよいボリュームの怪談話を読める、ということがありがたく、ここのところ怪談蒐集家のものばかり読んでいる。全33話収録されている「憑依怪談 無縁仏」いたこ28号著を読んだ。

 著者は、怪談イベントやインターネット配信番組で活躍しているそうだ。私も、なんとなく名前を見聞きしたことがあるような気がしている。

 本書では、著者が蒐集した怪談話のみならず、著者が過去の体験した怪談話も語られている。

 怪談話を読んでいると、霊感がある人が語る怪談話において、怪奇体験した人が語っていないことがあるのではないか、と直感が働くことが語られているのを見かけることがある。本書でも、そういった場面が記述されている怪談話があり、霊感や直感が働くものには、人間の野生的な部分が反応しているんだな、とも思えた。

 こういったもので語られているものばかりを読み漁るわりに、私は暗闇やうら寂しい場所には近づきたがらない。怪談イベントにも行かないし、インターネット配信番組でも怖い話の類には触れていない。自分の許容範囲内での楽しみ方に留めているつもりだからだ。

 本書を読むことで、説明しようのないことがどんなに怖いか、ということを考えてみたりした。