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2020年上半期に読んだ本ベスト10冊

読書
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2020年上半期は、読書する時間が増えた

 2020年上半期が過ぎ、この半年で世の中の状況が、がらりと変化したこで、部屋で過ごす時間が増え、私の場合は読書する時間も増えた。

 様々なジャンルの本を読む機会に恵まれたこともあり、この半年で読んだ本の中から10冊を選び、ここで紹介したい。

「水やりはいつも深夜だけど」窪美澄著

  本書は、6つの短編作品が収録された短編集だ。タイトルにも繋がるかな、というところで、どの短編も植物がテーマにちなんで作中にも登場する。
 読み手の身の回りでも起こり得る価値観の違い、家族のこと等が描かれているものばかりだから、読みどころをそれぞれ楽しめるかと思う。

「これでもいいのだ」 ジェーン・スー著

  本書では、思い描いていたような大人になっていなくても、これでもいいのだ、と思える話が4章にわたって綴られている。女友達のこと、中年女になって思うこと、世の中で見かけること、大人になっても傷つくことがある、といった感じで語られている。

「八本脚の蝶」二階堂奥歯著

 単行本は2006年に発売され、その後、絶版となっていたが2020年に文庫化された、という本書には、2003年4月に自殺した編集者・二階堂奥歯さんの2年間ほどの日記、二階堂奥歯さんに近しい人々の書き下ろしコラム、二階堂奥歯さんによるブックレビューが収録されている。

「部長が堕ちるマンガ」中村朝著

本作品は、とある会社の部長が、部下からの言葉がきっかけで、どんどんオタクという沼に堕ちていく、というストーリーの漫画だ。 部下の言葉に耳を傾けて、いつしか共にゲームやアニメを楽しんでいる部長というキャラクターに惚れてしまう

「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」大前粟生著

本書は、書籍タイトルにもなっている「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」のほかに3編の作品が収録されている。
この「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」のほかの3編は、それぞれが独立した物語だけれど、人の感情の脆さ、危うさなどは共通していたように思う。

「一汁一菜でよいという提案」土井善晴著

料理に併せて、食器のこと、食材のこと、季節の味のことなどが記述されているのも、とても参考になった。特に、食器、食材などに携わる人で土井善晴氏と親交のある方のエピソードがとても良かった。
 繰り返される日々の食事のことを肩の力を抜いて、身体に良く無理のないものを作り続けてみたくなった。

「inubot回覧板」北田瑞絵著

著者が綴る四季の移ろいと犬と家族の姿、写真に映る情景や表情がどれも味わい深く、愛に溢れている。

「ここは、おしまいの地」 こだま著

こだまさんの現在に至るまでの日常をエッセイを読んで、不謹慎なことすら楽しむ姿だったり、上手な悪口に笑ったりしていたら、気持ちが楽になった。

「きみにかわれるまえに」カレー沢薫著

本作品は、タイトルからも察することかもしれないが、ペットを飼うことに関する17話の短編がまとめられている。
本作品を読むことで、ペットと暮らす人にとってのあるある話のみならず、誰かにとってのペットの存在が自分と異なることを受け入れることなど、なにかを得られることがあるはずだ。

「わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版」くどうれいん著

本書では、著者が作って食べたもの、家族が作った食べ物の味や作り方、食べ物の向こう側にある誰かの表情や仕草、著者の内面のことなどが記述されている。

2020年上半期の読書を振り返る

 2020年上半期の読書を振り返りつつ、10冊に絞ってみたら上記のようなラインナップになった。エッセイ、漫画、小説など、ジャンルもバラバラだけれど、どれも私の心の栄養みたいなものになっている。

 これをご覧になった方が本を選ぶ参考になったら、とても嬉しい。