買い換えは突然に・・・
数年前から漠然といつか来る買い換えに備えて、各メーカーの公式サイトなどをぼんやりと眺めていた。
私は、2015年夏頃に購入したNikon/Nikon1J5を2022年5月末まで愛用していたのだけれど、電源ボタンなどに不具合が出始め、手元にカメラが無いのは困る事情もあることから、買い換えることを決意した。
せっかく買うなら・・・
カメラを買い替えよう、と思っても、予算というものがあるわけで、理想と現実を行ったり来たりしながら、せっかく新しいカメラを買うのならば、今まで使ったことがないメーカーのカメラを手にしたくなった。
あれも良い、これも素敵と迷っている時間は楽しく、悩ましくもあった。手元のカメラは日を追うごとに具合が悪くなっていき、決断を急がねばならなかった。
その後、いくつかの候補を絞り、、InstagramとTwitterで気になる機種のタグがついた投稿を見たり、クチコミサイトの評判などを参考にした。
入荷待ち数ヶ月の予定・・・
私にとっては大きな買い物だから、と思いつく限りの方法で検索、検討をし、FUJIFILM/X-T30Ⅱというカメラを購入した。注文時点では、入荷予定が2ヶ月半後ということで、7月中旬頃に受け取れるだろう、と予想していた。
ところが、5月下旬に発送のお知らせメールを受信し、ありがたいことに注文から発送まで1ヶ月弱という流れとなった。
実物を手にしたら・・・
さて、6月になった途端に受け取ったのは、数年ぶりの新しいカメラFUJIFILM/X-T30Ⅱだった。ちなみに、ズームレンズキットを購入した。
届いた荷物からカメラを取り出し、カメラやレンズ、付属品などを確認していたら、バッテリーチャージャーが別売りであることを知った。無いと不便だから、すぐに注文した。今までカメラを購入すると、バッテリーチャージャーが付属品に含まれていたから、なんでも当たり前だと思ってはいけない、と気持ちを改めた。
やっぱり欲しいよ、単焦点レンズ
新しいカメラの初期設定を取扱説明書を見ながら、操作するだけでぐったりした。いろんなボタン、ダイヤルがあり過ぎて、思っていたよりも頭が追いつかない。勝手に浮き沈みしながら、カメラをいじってみたりする。ズームレンズで室内を試し撮りするのも、なんだか楽しい。
けれども、やっぱり単焦点レンズが欲しくなった。理由としては、室内などで物撮りすることが多く、単焦点レンズを持っていると便利だからだ。
カメラを注文する時にも、カメラ本体と単焦点レンズの組み合わせ、ズームレンズキットのどちらを購入するかで悩み、最終的にはズームレンズキットを選んだ、という経緯がある。
よく考えれば、一番使うレンズを真っ先に買うべきなのだけれど、レンズは何本持っていても良い、とも考えてもいるから、単焦点レンズも追加購入した。
数日後、単焦点レンズが届き、満足したことは言うまでもない。
新しいカメラを持って、出かけよう
私がカメラを使う主たる用途は、前述の通り、室内での物撮りだ。とはいえ、趣味と実益を兼ねて、カメラを持って外出し、風景などを撮影するのも好きだ。この数年は、iPhoneで気軽に撮影することが多かったけれど、カメラにはカメラの楽しみがある。
ということで、新しいカメラを持って出かけてみた。
FUJIFILM/X-T30Ⅱの作品例
さて、ここからはFUJIFILM/X-T30ⅡにXC35mmF2を使用した場合の作品例として、いくつか紹介したい。



とにかく触って覚えたい
新しいカメラに買い換えたことで、このところ、操作のことなどを一から覚え直している。とにかくカメラに触れなければ、操作に慣れないし、感覚も掴めない。わからなければ、都度、取扱説明書で確認しては、カメラのことを覚えようとしている。
この作品例も、私なりの撮影であり、覚えたてにしてはまあまあ撮れているな、と思っている。自分を楽しませることでしか、上達はしない。
これから・・・
これからは、このカメラと共に過ごしていく。まだ手にして数日というところで、慣れない操作に戸惑うことばかりだけれど、楽しんでもいる。
また、昨年引越して来た街での暮らしに慣れるためにも、このカメラを持ち歩いて撮影するのも良いかもしれない、と外出する楽しみを見つけられたような気がする。
余談・・・
余談だけれど、新しいカメラを買うにあたり、それまで使用していたカメラを買取してもらうことにした。某カメラ買取店では2022年5月時点でNikon/Nikon1J5の取扱が無くなっており、どうしようかと思ったものの、気を取り直して別のところを探し、家電や書籍などの買取店へ申し込んだところ、無事に査定いただけた。