ウェブ連載の更新を毎度楽しみにしている週末北欧部chikaさんの「世界ともだち部」が、書籍化されたということで、早速読んだ。
「世界ともだち部」は、週末北欧部chikaさんが、様々な国にいる友人たちとのエピソードをかわいらしいイラストで紹介しているエッセイだ。
余談ではあるが、本書に限らず、週末北欧部chikaさんは誰を描く時、その人をイメージするキャラクターを当てはめているのだが、読者にとっては見知らぬ人だというのに、読み進めるうちにそのキャラクターあるいは人柄に愛着や親しみを持ったりするのは、私だけではないだろう。
さて、本書では先述のとおり、週末北欧部chikaさんと世界各国の友人たちとの思い出、気づきなどが語られているのだが、どんなことでも前向きに受け取り、誰かと関わっていることが多く、見習いたくなることばかりだった。
嫌な思いだってしているだろうことが想像するのに難しくない誰かとの出来事すら、いつの間にか良い関係に変わっていて、chikaさんの人柄であったり、他人との関わり方が上手なんだろうな、と想像した。
「世界ともだち部 (1)」を読んでみたら、週末北欧部chikaさんが、これまでに出会った人々とのエピソードが、ほっこりするイラストで描かれていた。世界中にいるchikaさんの友人との関係は、真似しようにも真似できないであろうchikaさんだからこそ成せるもののようにも思った。