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【読書感想】ツンドラモンスーン

読書
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「つぶやきのクリーム」に始まるエッセイシリーズの新刊、森博嗣著「ツンドラモンスーン」を読みました。

このシリーズでは、毎回100個のテーマをもとに、森博嗣さんの日常などに紐付けて語られています。

森博嗣さんならではの切り口で語られる内容は、そのテーマごとに自分の日々の何かを考え直すきっかけにもなっているような気がして、毎回楽しみなシリーズです。

テーマの中には、タイムリーな時事ネタを選ばれていることもあって、面白いのです。

かと思えば、フルーチェについて書かれていたりもして、ユーモアというかチャーミングというか、そういったところが垣間見えて良いです。
今回は「青い鳥を探しています」症候群の人が増えている、というテーマが感慨深かったです。

なんだか、自分のことを言われているような気がしてと言うと自己顕示欲とも捉えてしまいがちですが、案外こういうことって認識しておくことが大事かなと思っています。

また、度肝抜かれると言うか、なるほどと思ったのは「果物や野菜の漢字は難しい。どれもキラキラネームである。」というお話です。普段、スーパーなどの生鮮食品売り場の値札などを思い浮かべると、大体がカタカナあるいはひらがな表記のものがほとんどで、果物や野菜を漢字にしたものを見かける頻度が微妙であることに気がつきました。

テーマを見るだけで、内容が気になって早々に読みたくなってしまうものもあるところに、普段考えもしないというか素通りしがちなことこそ、時には目を向けることで面白さがあったり、意外な発見があるのかもしれません。
兎にも角にも、1冊から日常を読み解くと日々の暮らしにはいろんなことが詰まっているな、としみじみしました。

森博嗣さんのような気づきがあるかどうかの違いなのだろうか、というところで落ち着いておこうと思うこの頃です。