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【読書感想】月夜のサラサーテ The cream of the notes 10

読書
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「月夜のサラサーテ」森博嗣著を読んだ。

本書は、森博嗣さんによるエッセイシリーズであり、毎回タイトルも楽しみな1冊だ。

毎回読む度に、森博嗣さんの若い頃の話など、今まで語らなかった印象のあることなどが綴られていて、驚きや発見がある。

森博嗣さんの飼っている愛犬の話なども、毎度楽しみにしている。

なんらかの力がかかったとき、そのストレスを解消するには、同じ力点で反力が必要であることは自明で、仕事のストレスは仕事で解消する方が安定している。

遊びのストレスも遊びで解消する。安定、あるいはバランスとは、多次元的な概念なのである。

(「月夜のサラサーテ」本文より抜粋)

上記の抜粋箇所を読むまで、ストレス解消とは、ストレスのかかったこととは別のシチュエーションで行うもの、楽しむものから得られるものだと思っていた。

今まで私が思っていたことと異なる森博嗣さんの考え方を知り、ストレス解消のあるべき姿というか、より効果がありそうな捉え方を知った。

みんな大量の画像データを、将来どうするつもりなのかな。

(「月夜のサラサーテ」本文より抜粋)

上記の抜粋にも、いつもなんとなく思っていたことを、さらっと指摘されたような気がした。

森博嗣さんは、お持ちのデジタルカメラにて撮影したデータをブログなどで使用後は、手元で保管せず削除されているようだ。

私は、デジタルカメラを持つようになって、SDカードなどのデータを削除することはなく、年度ごとなどでSDカードが溜まっていく一方だ。たまに見返すことはあっても、頻度としては少ない。

私の手持ちの画像データは、いつかなにかの時に、見返したくなるかも、必要になるかも、と思うとどうしても、データを完全に削除には至らず、いくつにも分けてバックアップを取るような気持ちで保管続行中だ。

森博嗣さんの如く、画像データの取捨選択をうまくできるようになりたいものだ。

このほかにも、興味深い話ばかりなので、森博嗣さんがまえがきに書かれているように、「なむなむ!」と開いたページから読むのも楽しいと思う。

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