「フーテンのマハ」原田マハ著を読んだ。
本書は、原田マハさんが国内外を旅した場所の思い出の数々を綴ったエッセイである。
1人旅、気心知れた友人との2人旅、作品作りの為の取材旅など、旅と言っても、原田マハさんの旅は様々である。
旅先は国内外を問わず、あちこちへ出かけていらっしゃるし、移動手段も飛行機、新幹線だけではなく船旅もされている。
グルメ情報もさることながら、旅先で出会った人々とのエピソードがそのまま作品作りに繋がるなど、作家さんならではと思うような話もあった。
原田マハさんが作家になるまでの仕事でのことも、あちこち旅するきっかけにもなっているようで、旅好きな人の話を読んだり聞いたりするのは、楽しいな、と思った。
また、原田マハさんのご友人のコラムが掲載されていたのも、良かった。