上野パルコヤにある、厨otonaくろぎを訪れた。

厨otonaくろぎは、カフェ&バーということで、店内には大人の時間を過ごすような落ち着きが漂っていた。

店内の装飾、店員さんたちの制服に至るまで、黒を基調としているところにも、騒がしさとは無縁であることが窺えた。

今回の目的は、今月限定のかき氷、餡カマンベールを食べることだ。

お盆に乗って運ばれてきた、餡カマンベールはいわゆるかき氷らしい器ではない、陶器に盛られていること、花が添えられているところにも、目で見て楽しみ、舌で味わい楽しむことへのこだわりが伝わってくるようだった。

真上から俯瞰してみると、たっぷり餡がかかっているほかに、銀箔が添えられていることに気づいた。

どっしりとした餡カマンベールをひとくち食べてみると、カマンベールと餡が組み合わさった時のあまじょっぱさが良い。

時折、砕いたビスケットと思しきものが出てくるのも、食感が変わって楽しい。

かき氷を食べつつ、熱いお茶を飲むというのも、食べるペースを崩さないためにも、良いなと思った。

この日は、夫も同行したので、黒蜜きなこかき氷ソフトも一緒に注文した。

こちらは、黒蜜が別添えされているので、好きなようにかけられるのも嬉しい。

真上から俯瞰してみると、かき氷いっぱいのきなこの具合がよくわかる。

ひとくち食べてみると、きなこの香ばしさ、黒蜜の甘みが良い。

くるみ、あるいはナッツと思しきものが砕かれたものが入っているのも、食感や風味が変わって楽しい。

餡カマンベール、黒蜜きなこかき氷ソフト、いずれもボリューム感たっぷりであることは承知の上であったが、いざ食べ始めるとその凄さに挫けそうになった。

美味しいのに食べきれないかもしれない、と思うことほど、もったいないことはない。

隣に座るご婦人は、ペロリと平らげていて、恐れ入った。