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【読書感想】犬鳴村<小説版>

読書
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福岡県に実在する心霊スポット“犬鳴トンネル”を題材にした、「犬鳴村」を映画化し、2020年2月初旬に公開決定、とのことで「犬鳴村<小説版>」久田樹生著を読んだ。

本書は、映画の脚本に基づいて小説化された、というもので、映画の内容とはやや異なる描写として、実話怪談などを得意とする著者の体験なども盛り込まれているそう。


ストーリーは、臨床心理士の主人公のまわりで、突然奇妙な出来事が続くことから始まる。

主人公の兄の恋人が、聞いたこともない“わらべうた”を口ずさむなど、奇怪なことが連鎖していく。

奇妙な出来事の共通点は、“犬鳴トンネル”ということを突き止め、主人公は真相を探ろうしていく。

作中で明かされた犬鳴トンネルの話に隠された真相などは、惨く、悲しいものだった。

小説版として読んだ犬鳴村は、ただ怖いだけのストーリーではなかった。映像で観ると、どんな風に表現されているのだろう、と思い巡らせながら読んだ。