神保町駅より靖国通り沿いを歩いていると、行列ができている店が目に留まった。
ランチタイムは大体行列ができている、というのが、どんぶり丸福を知った時の印象だった。
平日のランチタイムに、わざわざ列に並んでまで食べたい人が多々いる店の天丼とは、どんな味がするのだろう、と気になっていた。
ずっと気になったまま、というよりは、並んでみた方が良いだろう、ということで、どんぶり丸福を訪れた。
私が到着した際には、列ができてはいないものの、空席待ち、といった順番待ち状態だった。
ひとまずは食券を買って待機、とのことだったので、メニューを確認した。
かき揚げ丼やら、天丼が(松)(竹)(梅)とあるなど、気になるものがちらほら目に入る。
空腹だったし、天丼と考えるとリーズナブルな価格だったので、天丼(竹)を選んだ。

天丼(竹)には、海老2尾、ししとう、茄子、いか、海苔、たまご、まいたけの天ぷらが盛られていた。
甘めの天ぷらたれが、ごはんにしみ込んでいるのも、箸が進む。
海苔の天ぷらが、物珍しくもあり、パリパリとした食感が良かった。

どのメニューも、基本的には味噌汁がついてくるのも、嬉しい。
テーブルには、漬物2種、天ぷらたれ、七味唐辛子なども並び、箸を休めつつ食べたり、味に変化をつけたりしながら食べられる。
店内の回転も速く、長居する人は見かけなかった。
それでも、店外の行列が絶えないのは、よほどファンが多い店なのだろう。