スポンサーリンク

【読書感想】ボギー 怪異考察士の憶測

読書
この記事は約1分で読めます。

 Twitterをぼんやりと眺めていた時、ふと目に入ったフォロワーのツイートがきっかけで「ボギー 怪異考察士の憶測」黒史郎著を読んだ。


 本作品は、ホラー小説家である桐島霧が頭の中に抱えた爆弾により余命宣告をされたことがきっかけで、彼が幼い頃に体験したことに関する謎について解明するためにオカルトサイトに体験談を投稿したことから始まる。

 そのオカルトサイトを運営する管理者の神目から返信があり、怪異考察士になることを誘われた桐島霧は、自身の頭の中にある爆弾にも関わるであろう「ひとだまさま」について調査しはじめる。

 桐島霧が様々な怪異を調査・考察したり、神目とのやりとりなどを読んでいて、時たまゾワッとするようなこともあった。

 「ボギー 怪異考察士の憶測」を読んでみたら、作中で語られる「ひとだまさま」にまつわることが明らかにされるにつれ、桐島霧と神目の関係にも変化があるなどして、最後まで楽しめた。